道路は意外と直線じゃない!?
完全な直線というものは現実には存在しないので、厳密には全てのモチーフで消失点は別々に存在するし、直線ばかりの住宅街というものも存在します。どこを歪ませてどこを揃えるかというのは「どう描きたいか」という目的次第ですね。
— 吉田誠治 (@yoshida_seiji) May 5, 2021
ただ、複雑なものを複雑なまま理解することは難しい……。
道路って意外と傾いてたり途中で曲がってたりして直線ではないのでよく観察してねっていうのはその通りだと思います。一方で僕の地元は計画都市で生活道路でも2km以上続く直線が基本なので、右みたいな風景が僕の日常です。「どう描きたいか」を選んで描けるといいですね。
道路って意外と傾いてたり途中で曲がってたりして直線ではないのでよく観察してねっていうのはその通りだと思います。一方で僕の地元は計画都市で生活道路でも2km以上続く直線が基本なので、右みたいな風景が僕の日常です。「どう描きたいか」を選んで描けるといいですね。 pic.twitter.com/rizE8wVksc
— 吉田誠治 (@yoshida_seiji) May 5, 2021
計画都市で生活道路でも2km以上続く直線が基本となっている、右みたいな道路が普通の地域もある
道路って意外と直線じゃないのですね!
右のように傾きもなくきれいな一直線な道路は珍しいような気もします
道路の形状にも地域差があるのですね
ところで、ツイート画像は住宅街の道路の画像ですがもっと大きな道路もよく見ると直線ではないですよね
どうしてなんでしょうか?
なぜ道路は直線じゃないのか?
住宅街や商店街のよりももっと大きな規模の道路についての内容ですが、
こちらの漫画が参考になりそうです
道路が直線なら目的地にすぐにつくのに、実際の道路はどうしてそうしないのかについて書かれています
一般社団法人 建設コンサルタンツ協会北陸支部
なんで、道路はまっすぐじゃないの?(pdf)
https://hr-jcca.jp/wp-content/uploads/2019/08/2019manga_road.pdf
↑によると、
道路がぐにゃぐにゃにしてるのは、道路を通すべきポイントと避けるべきポイント(平面線形のコントロールポイント)を考えて道路を敷いているからだそうです。
道路を通すべきポイントには駅や空港等の流通や交通の拠点、市街地等があります
避けるべきポイントには学校・病院・神社等の静かさが求められる場所、地滑り地等があります
そういった施設を通ったり避けたりして道路を敷くと、結果的に直線ではなくなるようです。
コントロールポイントについてはこちらのプレゼンテーションスライドが参考になりそうです
国土交通省近畿地方整備局
(6)計画上のコントロールポイントと 配慮事項の抽出(pdf)
https://www.kkr.mlit.go.jp/toyooka/kondankai/img/01_03_43.pdf
道路は傾いてる?
道路って意外と傾いてますよね。
道路中央のセンターラインをてっぺんとして盛り上がった形をしていることが多いです。
有限会社扇建築工房-「地面は平らじゃない方がいいの?」
Webモーターマガジン-【くるま問答】道路は傾いている? 中央が盛り上がるように設計されている理由とは
上記のサイトによると、それは水はけのことを考えて道路を意図的に傾けているからだそうです。
側溝や路肩に向かって少しだけ斜めにすると、道路上に水たまりができにくくなります。
Webモーターマガジン様のほうには道路の勾配の%値が記載されています。より詳しく知りたい方はそちらもご覧ください。
- 道路は傾いてたり途中で曲がってたりして直線ではないことが多い
- 道路は路肩に向かって傾いている
道路を通すポイントや水はけが考えられてるから道路は直線でなかったり路肩に向かって傾いてたりするのですね!
ちょっと難しそうですが、そういったポイントを抑えて描くとよりリアリティのある絵になりそうです!
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